セラピー犬の絵本
『ファシリティドック』という言葉をご存じの方はいらっしゃるでしょうか?ファシリティドックは、病院に常勤することで、長時間にわたって、患者さんの心をケアし癒やしを与えるように訓練された犬のことです。世界各国でその役割が認知されつつあるようですが、日本では2010年に初めて受け入れが始まり、現在静岡県立こども病院と神奈川県立子ども医療センターの二つの病院で、ベイリーとヨギとアニーという3頭が医療スタッフの一員として活躍しているそうです。いまや、病気の不安や治療と痛み、苦しみを和らげてくれる、なくてはならない存在になっているとのこと。ただ、ファシリティドックを受け入れるには年間800-900万の費用が必要とのこと。ファシリティドックの役割や意義を知ってもらうと同時にその育成資金調達のために絵本『ベイリーとさっちゃん』が刊行されました。多くの人の手に取っていただくといいなぁと思っています。