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海外渡航を意識した予防接種の接種間隔

10月1日に埼玉県さいたま市で第3回予防接種・海外渡航合同研修会が開催されました。

そこからの情報提供です。今や年間94万人が日本から諸外国に出国し、12~13万人の子ども達が海外に長期滞在している時代。日本では不活化ワクチンの4種混合やポリオワクチンは、1回目の接種から3週間あければ2回目が受けることができるようになっていますが、留学や親の仕事の都合で子どもが渡航する際のことを考えると4週間以上開けた方が無難なようです。アメリカなど一部の国では4週間以上の接種間隔がないと接種回数としてカウントされず、追加の接種を要求されることがあるようです。同様に、B型肝炎ワクチンの3回目は、2回目の接種から5ヶ月以上あけてから接種していないとカウントされないことがあるとのこと。みんなが海外で生活するわけではありませんが、そのような状況になったとき後悔しないように、参考になさってください。