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ワクチンで防げる難聴、ちょっとした注意で防げる難聴

『WHOが難聴の原因となる感染症の筆頭に挙げているのは風疹,髄膜炎,麻疹,ムンプスの4つで,これらのほとんどはワクチンで防げると説明している。また,すべての難聴の半数は,この4つのVPDへの予防接種の他,容易に防ぎうるとも述べている。』生後2ヶ月からのHib、肺炎球菌、1歳過ぎたらできるだけ早期にMRワクチンを受けましょう。

*もうひとつ難聴で注意してほしいのは、大音量のライブ、イヤホンの長時間使用。WHOは世界の中所得国以上で暮らす12~35歳の半分近くが、携帯音楽プレーヤーやスマートフォンで日頃から大音量で音楽を聞いていると指摘。ライブなどのイベントで耳の健康を害するほどの音量にさらされている若者も4割おり、11億人の若者が将来難聴になる危険がある発表。対策としてWHOは、音楽プレーヤーの使用を1日1時間以内にすることや、騒音が激しいところでは耳栓を使うことなどをすすめる(日経 2017.4.5記事より)